カイロ大学生によるアラビア語版『はだしのゲン』10巻シリーズの紹介

この動画は、リンガヒロシマのアラビア語協力者、マーヒル・エルシリビーニーさん(カイロ大日本語学科教授)翻訳によるアラビア語版『はだしのゲン』10巻シリーズを紹介しています。

紹介者はカイロ大学法学部3年生のユーチューバー、ユースフ・マムドーホさん(21歳)。彼はこれまでおよそ100冊の本を読み、インスタグラムで紹介。今年に入り、『はだしのゲン』シリーズをはじめ、15冊の本を自身のYouTubeチャンネルで紹介しています。

彼は、作家と翻訳者の紹介から始めて『はだしのゲン』全巻について解説します。漫画という表現方法について「日本人が経験した悲惨な出来事を絵で表現することで、読者が被爆の具体的なイメージを心に描ける」また、翻訳は「とても気に入っている。翻訳されたものとは感じられないほどだ。内容が自分事のように迫ってくる。読者にはぜひ全巻を読んで欲しい。これほどレベルの高い漫画は他に見られない。マハルーサ出版社の出版物の中でも最高の作品だ」と述べています。