書誌情報

書名:

プルトニウムファイル いま明かされる放射能人体実験の全貌

Purutoniamu fairu ima akasareru houshanou jintai jikken no zenbou


著者名:アイリーン・ウェルサム (Welsome, Eileen)
原著名:The plutonium files: America's secret medical experiments in the Cold War
出版地名:東京 (Tokyo)
出版社:翔泳社 (Shoeisha)
出版年:2013
掲載ページ:549

書誌:

アイリーン・ウェルサム Welsome, Eileen. Transl. 渡辺 正 Tadashi Watanabe. プルトニウムファイル いま明かされる放射能人体実験の全貌 Purutoniamu fairu ima akasareru houshanou jintai jikken no zenbou. The plutonium files: America's secret medical experiments in the Cold War , , . Pp. 549


カテゴリー:

History and Social Sciences, Medical Sciences

言語:

Japanese

Description:

アルバカーキ―・トリビューンのアイリーン・ウェルサム記者が,放射能人体実験を取材した全記録。名前も写真もないコードネームだけの18人のデータを基に、粘り強い取材を続けて一人ずつの状況を明らかにした。彼女は、一連の報道で、ピューリッツァー賞を受賞。人体実験の目的は「放射性物質は人体に何をするのか」を知るためだった。人体実験例:「マサチューセッツ州のある学校で、73人の障がい児が朝食のオートミールと一緒に放射性のアイソトープをスプーンで与えられた。ニューヨーク州北部の病院では、下垂体疾患の18歳女性が関係のないプルトニウム入りの注射をされた。テネシー州の産院で、829人の妊婦が「ビタミンカクテル」と称する飲み物を出産前の治療として飲まされた。それは放射性の鉄を含んでいた。」被験者として犠牲になったのは、貧しい人たち、重症患者でまもなく死ぬ人たち、障がい者など。医師によるインフォームドコンセントはどの被験者もなかった。被験者の死後も放射性物質が残留しているかどうかを調査するために、遺族の了解を得た人だけについて死体発掘調査をした。


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